お気に入りの店 陶花さん。
ココではご飯が御櫃に入って提供される。
木の加工品である御櫃、常に呼吸し水分調整するという優れもの。
例えば、ご飯が温かいうちは余分な水分を吸収し、絶妙な蒸し加減をキープ。
冷めてくると今度はご飯が硬くならないように水分を補い柔らかさをキープ。
電気が無い時代に考え出された、ご飯を美味しく保存する知恵だ。
コレだと電気を使わないので、ちょっとした節電効果も…。
毎日のように節電を耳にする今、
テクノロジー頼みではなく、昔からの知恵を見直していく事の方が望ましいのでは…と感じてならない。